ホーム » 合格するポイント » 大型特殊車両免許の学習ポイント

大型特殊車両免許の学習ポイント

大型特殊車両免許

建設・建築現場や運送現場で求められることの多い大型特殊車両免許。
仕事で必要だから取得したいけれど、どのくらい教習所へ通えばとれるのか、試験がどのくらい難しいのか、気になっている人も多いだろう。
ここでは、大型特殊車両免許を取得する際に知っておきたい難易度や出題内容、学習のポイントなどを紹介していく。

大型特殊車両免許を取得するには

学習のポイントについて知る前に、大型特殊車両免許についておさらいしておこう。
大型特殊免許で運転できる車両の代表は、クレーン車やブルドーザー、除雪車、路面清掃車、フォークリフトなどだ。大型特殊免許を取得すると、これらの車両を公道で走れるようになる。
ただし、車両の形状によって特殊免許が必要か否か異なるため、まずは運転したい車両の形状を確認しよう。
免許取得には学科試験と実技試験の2つに合格する必要があり、普通免許を持っている場合は学科試験が免除される。

大型特殊免許の難易度

大型特殊免許は一発試験で受ける場合と、教習所に通った場合で合格率が異なる。一発試験を受けた人の合格率は49.0%なのに対し、教習所を卒業した人の合格率は99.7%と非常に高い。よほど技能に自信があるなら一発試験でも構わないが、確実に合格したいのであれば、やはり教習所へ通うのが無難だろう。

実技試験のポイント

まずは安全確認をしっかりと行っているかがチェックされる。発進の際には左右のミラー確認はもちろん、左右の目視確認も徹底して行おう。

また、大型特殊車両はハンドルを切ったときに後輪が反応するため、ハンドルの動かし方によって車体が反応してぐらついてしまう。揺れの度合いが大きいと蛇行運転と判断されてしまうため、直進の動きにも注意が必要だ。

運転に慎重になり過ぎて、低速になってしまう人は注意。運転中は一定のスピードに達するかもチェックされるため、アクセルをしっかり踏み込めているかも大切だ。

横断歩道や踏切など、停止位置ではしっかりと一時停止しているかもチェックされる。所定の位置を過ぎて停止してしまうと一発でアウトになってしまうため、少し余裕を持って止まるようにすることが大切だ。
停止位置から少し遠い程度であれば、アウトではなくやり直しすればクリアできる可能性はある。
一発試験の場合も教習所で学んだ場合も、教習所を修了できるレベルに達していれば十分に合格できる可能性はある。焦らず落ち着いて試験に臨むようにしよう。